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一番高い場所にあるのに、天守は一番低い
備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い。一番高い場所にあるのに、天守は一番低いを、一番高い山にあるのに、天守は低い。備中松山城を支える「岩壁の要塞」の中の具体的な場面として見ます。 備中松山城の天守は、山頂に立つ巨大な塔ではありません。限られた山頂の地形に合わせた小さな建物です。 敵にとって重要なのは、天守の高さではなく、そこへ到達するまでに何度も斜面を登らされることでした。山の高さが、建物の不足を補っていました。

びっちゅうまつやまじょう
備中松山城
備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い

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備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い。一番高い場所にあるのに、天守は一番低いを、一番高い山にあるのに、天守は低い。備中松山城を支える「岩壁の要塞」の中の具体的な場面として見ます。 備中松山城の天守は、山頂に立つ巨大な塔ではありません。限られた山頂の地形に合わせた小さな建物です。 敵にとって重要なのは、天守の高さではなく、そこへ到達するまでに何度も斜面を登らされることでした。山の高さが、建物の不足を補っていました。
Reggaeman / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Bitchu_Matsuyama_Castle_6.JPG / CC BY-SA 3.002
備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い。城より先に、巨大な岩壁が立ちはだかるを、一番高い山にあるのに、天守は低い。備中松山城を支える「岩壁の要塞」の中の具体的な場面として見ます。 城へ向かう道では、自然の岩盤と石垣が連続します。岩を削って平らにするのではなく、岩の形を防御線として取り込む。 敵が進める場所を細くし、上から見下ろせる位置を作ることで、山そのものが門のように働きました。
Photo: Misei sen / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.003
備中松山城は、雲の上の天守より山を城にした工夫が面白い。そして現在の城主は、人間ではなく猫を、一番高い山にあるのに、天守は低い。備中松山城を支える「岩壁の要塞」の中の具体的な場面として見ます。 現在の備中松山城では、猫城主「さんじゅーろー」が来訪者を迎えています。 もちろん戦国の城主とは違います。しかし、山の上まで人を呼び、城の歴史を知るきっかけを作る存在です。防御のための山城が、今は猫を通じて人と記憶を集める場所になりました。
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