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伊達氏の本拠地としての歴史と政宗の生誕地
米沢城といえば上杉氏の居城という認識が定着しているが、歴史を遡れば約二百年にわたり奥州の覇者・伊達氏の本拠地として機能していた。 永禄十年(一五六七年)、伊達家第十七代当主となる伊達政宗はこの米沢城内で誕生している。政宗は家督を継いだ後、この城を拠点として南奥州の平定を進め、会津の蘆名氏を滅ぼすなどの軍事的成功を収めた。 しかし、豊臣秀吉の奥州仕置によって政宗は本拠地を岩出山城へ移すことを余儀なくされ、伊達氏は先祖代々の地である米沢を手放すこととなる。 その後、蒲生氏郷の家臣による支配を経て、慶長三年(一五九八年)に上杉景勝が会津百二十万石で入封したことに伴い、重臣の直江兼続が米沢城主として入城した。



